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2008年7月19日 (土)

ロングランキャンプ2008 No.04 サロベツ原野

 キャンプ四日目の2008/07/09、目が覚めるとトレーラーの屋根を叩く雨音が聞こえない。

 待望の晴天ならぬ曇り空。(^^; やっと雨があがったようだ。

 いよいよ今回のキャンプの目的であったサロベツ原野での探鳥に行ける。

 朝食を終えて7:40にキャンプ場を出発し、まずは幌延ビジターセンターに向かったが、ビジターセンターはまだ開館していなかったので先に長沼近辺の木道を散策した。

 この辺りでは鳥の声は聞こえるものの姿を見せてくれず、急に観光客が増えてきたのでパンケ沼へ向かうことに。

 パンケ沼へ向かう途中、道路脇の沼に目をやると、アカエリカイツブリが営巣していた。

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 道路のすぐ脇で時折車両が通過していくが、アカエリカイツブリは気にすることなくのんびりと過ごしているようだった。

 パンケ沼の駐車場には誰もいなくて、静かに散策を楽しむことが出来た。

 近くの茂みではコヨシキリが元気に囀り、私達を楽しませてくれる。

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 パンケ沼には、遠くて識別出来なかったがカワウもしくはウミウ、アオサギ、たぶんスズガモなどが見られ、数百メートル離れた木にはミサゴの姿も見える。

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 次に向かったのはサロベツビジターセンター。

 シマアオジとツメナガセキレイを見たくて憧れていた地だ。

 レストハウス前の駐車場は混みあっていたので、ビジターセンター東側の駐車場に入り、バックで停めようとしていると女房が駐車場の砂利の上にセキレイがいると言う。

 何とそれはツメナガセキレイではないか。

 慌ててカメラを取り出し撮影の準備に取り掛かると、パトカーが駐車場に入ってきてツメナガセキレイを蹴散らしてしまい撮影することが出来なかった。何ということだ。(T_T)

 仕方なく木道を散策するが人が多くて落ち着かないし、姿を現す鳥はノビタキとヒバリばかりなので一旦河岸を替えて原野西端の農道に入ってみることにした。

 牧草地の上を飛翔している猛禽は、滑空時の翼の特徴からチュウヒであると分かった。

 カメラを取り出して撮影しようとすると、イタドリの陰で見えない位置の牧草地に降り立ったようだ。

 暫くして飛び立ったチュウヒの足に捕らえられていたのはカエル。

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 特徴的なⅤ字型の飛翔。

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 うろうろと走り回っていると、少し草丈の伸びた牧草畑に何やら蠢く物体が見える。

 「何だろう」と車から降りて見ていると、向うも「何だろう」とこちらを見ている。

 それは2頭の若いエゾタヌキだった。

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 十勝でも見かけたことはあるが、撮影したのは初めて。なかなか可愛いぞ。(^^)

 豊富町市街に戻り昼食でもと店を探すが、入りたくなる店もなかったので、国道沿いで目に留まったパン屋さん「サロベツマイハート手作りパン夢工房」で調理パンなどを買ったところ、これがとても美味しかった。

 ガソリンも入れたが、何とレギュラー185円。(>_<)

 再度サロベツビジターセンターに戻り、カメラを持って原野に鳥の姿はないかと探していると、背後の駐車場にツメナガセキレイが舞い降りた。

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 ハクセキレイなどセキレイの仲間はどちらかというと開けた地面で餌を探す習性があるが、ツメナガセキレイも同じようで、原野の草木の中で探すよりも駐車場で待機している方が観察の機会は多いようだ。(絵にはならないが)

 駐車場での撮影の最大の敵は、当然だが出入りする車。
 このツメナガセキレイもあっと言う間に追い払われてしまった。

 駐車場の通路に横たわるヒバリ。

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 静止している写真だと轢かれた死体のように見えるが、実は砂浴びをしていて後頭部を地面に擦りつけているところだ。

 ご覧の通り元気に生きている。(^^;

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 原野の中では乾いた砂地が少ないのか、沢山のヒバリが通路で砂浴びをしていた。

 この後暫く粘ったがツメナガセキレイは現れないし、シマアオジは姿どころか鳴声も聞こえて来ない。

 道路沿いで600mmレンズをセットしている撮影者もいたが、そちらもどうやら観察できていないようだった。

 シマアオジには会えなかったが、先月他の場所で二週続けて観察していたのが幸いし失望感は無かったし、初めてチュウヒとツメナガセキレイを撮影することが出来たので満足だった。

 豊富町で食料品を調達してキャンプ場に戻った。

 本日の行程 108.9Km、7時間41分 By DL/G*201

SONYα700
SIGMA APO 50-500mm F4-6.3 EX DG

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コメント

ツメナガセキレイ!? この黄色いセキレイって、全道的に生息しているんですか?
自宅(札幌)で母が写真撮って、「なんだろう、なんだろう」って言っていたのですが、やはり、手ぶれかなにか今イチはっきりせずになんだかわからないままなのですが、この写真に雰囲気似ているものですから。

投稿: Kaz | 2008年7月19日 (土) 17時28分

Kazさん、まいどです。

お母さんが撮影したのは、多分キセキレイだと思います。

ツメナガセキレイは、サハリンでは普通に見られるそうですが、国内では道北の一部、サロベツ原野や猿払原野などで見られるものの、それ以南ではほとんど見られないと思います。

キセキレイは郊外とか清流のあるところなどで見られ、それほど珍しくはありませんが、ハクセキレイなどよりは観察の機会は少ないでしょうね。

見分け方のポイントは、眉斑(目の上のライン)ですが、キセキレイは白いのですが、ツメナガセキレイは黄色です。

以前はキマユツメナガセキレイという名前だったのですが、近年になってツメナガセキレイに変更されました。

あまり良い写真ではありませんが、私のHPの野鳥図鑑にキセキレイの雄と雌を掲載しています。
雌雄の違いは喉が黒いか否かですが、いずれも眉斑は黄色くありません。
http://chonpapa.my.coocan.jp/camela/yachouzukan/index.html

もっと綺麗な写真は北海道新聞社の以下のサイトで「キセキレイ」と「ツメナガセキレイ」を見てください。
http://jyoho.hokkaido-np.co.jp/wildbird/index_list.php3

ロングランキャンプ2008 No.05では更にツメナガセキレイの特徴が分かる写真を掲載する予定です。(^^;

投稿: ちょんぱぱ | 2008年7月19日 (土) 20時23分

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